夢の話 
私は夢をよくみる。
覚えていないものが多いが、時にはそのために起きてしまうこともある。
怖い夢や楽しい夢は比較的少ない。
どちらかといえば何かで焦っていることが多い。
例えば、大学の卒業単位が足らないとか、実験が上手くゆかず卒論の締め切り日に間に合わないとか、大きな魚が居るのに餌がないとか、どうも時間に追われていることが多いように思う。
美味しそうなご馳走をた食べようとした時や、時にはドHなことをしようとした寸前に起きてしまうともある。
何でこの歳になってそんなアホな夢を見るんやろと家内と大笑いすることもある
というような分けのわからぬ夢が多いが、夢の発想は突飛で面白い。
音楽家や芸術家がドラッグに頼って、夢心地の中で新たな発想を得ようとする気持ちもわからぬではない。
夢のある夢は特に楽しい。
夢占い師に言わせるとそれぞれの夢には意味があるらしいが、最近見た夢の中で比較的よく覚えており、私自身が面白かった夢をちょっと書き留めてみた。
 夢 1
私は今の小さな家で満足しているのに、知人のS氏が、光善寺(京阪電鉄香里園と枚方の間)に家賃が月2万円で良い家があるからみてみないかと言ってきた。
見にゆくと、川の土手に面した300坪ぐらいの土地に、3部屋ぐらいある鉄筋平屋建ての家で南に10帖ほどのテラスがあり、その先は芝生があり、その両側に大きな不規則な形をした池が二つある。
池はボンプで地下水を汲み上げる構造になっている。
川の傍は洪水の危険性があるので気になったが、かつてそのようなことはなく、また家賃も安いので借りることにした。
結局その池でアユを飼育し、干物にして売ることになったが、そこで目が覚めた。
なぜこのような夢を見たのか? 
川や崖の傍の家は絶対に買うなと私の父はよく言っていた。
私は確かに魚を飼うことが好きだ。
アユやアマゴをを飼いたいなと常々と思っている。
光善寺は私の故郷の香里園と近い。
養殖鮎で作る干物は天然アユで作るそれより油がのっていて美味いと、私が毎年行く高知仁淀川のオトリ屋のオヤジが食べさせてくれたのも事実だ。
家賃2万円で本当にそのような家があったら借りるかもしれない。
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