讃山会150回記念旅行
淡路島の思い出
日 時:2012年3月31日、4月1日
参加者(敬称略):女性14名、男性18名 計32名
  女性:赤松、荒川、石伏、大江,岡澤、奥野、栗山、西村、高田、丸野、森、吉澤、森本・安場夫人
 男性:大谷、大西、岸田、佐野、下平、東海林、谷川、茶野、刀禰、西田、萩原、藤井、別所、堀内、
             森本、山本、吉野、安場
主な内容:
3月31日(土) 
 三宮→淡路夢舞台「奇跡の星の植物館」→「うずしお観潮船」→「人形浄瑠璃館」→「休暇村南淡路」→     夕陽見物→宴会→ カラオケ
4月 1日(日) 
 「道の駅うずしお」(大鳴門橋)→福良春祭り・だんじり巡行鑑賞→昼食「万代」→先山・千光寺→淡路花    さじき→三宮 
  3月31日(土)9時にJR「三宮」駅「東口」改札口に集合。 生憎雨模様だったが9時半過ぎに貸し切りバスとワゴン車に分乗し出発。
雨のため急遽予定を変更し先ず淡路夢舞台「奇跡の星の植物館」に向かう。明石海峡大橋を渡る頃には風雨が激しく、一時どうなることかと危ぶまれたが、目的地に着いた頃には雨も少しおさまってきた。
「奇跡の星の植物館」は関空建設の埋め立て用の土砂を削りとった跡地に、安藤忠雄氏設計による植物園、公園、国際会議場、ホテル、プロムナードガーデン、野外劇場などの施設が建つ巨大なランドスケープだ。
この植物館は単なる植物園ではなく、様々な分野とコラボレートし21世紀の共生のライフスタイルを提案してい るという、他にはない独特の雰囲気を醸し出していた。ヒスイカズラ ドラキュラ
                        初めての集合写真。しばらく待ったが全員揃わない
 植物館を見たあと、車内で弁当を食べながら一路淡路の南端福良港へ急ぐ。その後急速に天気は回復し、時には日が射し始めた。 
鳴門の海はかなりの 強風のため観潮船の出航が危ぶまれたが、「咸臨丸」は予定通り12:30に福良港を出航した。
面白いことに、甲板に出て写真を撮った り景色を眺めていたのはほとんど女性軍で、男性の多くは船室にこもっていた。  
 丘の上の建物は、我々が泊まった休暇村「南淡路」だ。    
 乗客が投げる餌を求めて船の後をカモメが追ってく。海に出ると風はますます強くなる。   
 この日は生憎の小潮で、残念ながら名物の渦潮はまったく見ることができなかった。  

 次にすぐ近くの「うずの丘」に建つ「大鳴門記念館」で、500年の歴史を持つ淡路人形浄瑠璃を鑑賞。開演15分前から人形の仕組みと動きを解説する人形教室があり、次いで有名な「傾城阿波鳴門・巡礼歌の段」が上演された。久々に観る人形浄瑠璃に感動した。 
 上演終了後、人形と共に全員写真。この辺が観光客相手のサービスで面白い。
 外に出ると素晴らしい青空。そこででもう一度集合写真。何人かが乗り遅れ。
 16時頃今日の宿「休暇村・南淡路」に到着。景色は抜群で北に福浦港、南に鳴門大橋が遠望できる。夕日がとても美しかった。
 18:30からいよいよ宴会。下平、山本両氏も来られ全員が揃った。食事と歓談の後、かくし芸の披露。まず西村、吉澤、岡澤、安場夫人によるオカリナ演奏、それに安場氏がウクレレで伴奏。以前聞いた時より格段の進歩だった。次いで安場氏のウクレレ独奏、荒川さんのトランプ手品、森本氏、堀内氏によるシャベリ、西田氏のクラッシック、谷川氏のシャンソンが披露され、それぞれの人柄がにじみ出て楽しかっ。特に司会の森本氏にチャチャを入れた大谷氏とのやり取りは、ツッコミが大谷氏、ボケが森本氏で、まさにぴったり息のあった漫才師の観があり、最高に面白かった。最後は恒例の大谷氏の校歌斉唱で一次会はお開きとなった。
 次いで二次会はカラオケルーム借りきりで、11時過ぎまでそれぞれお得意の歌が披露された。
  
  4月1日(日)、9時ホテル出発。すぐ近くの「道の駅うずしお」で鳴門大橋見学と買物。
 幸いなことに福良の町は、この日丁度福良八幡神社の春祭りで、朝から町には神輿と15台の布団だんじりが練り歩き賑わっていた。この祭りは江戸時代中期から続く大漁や商売繁盛を祈る祭りで、今年前厄を迎える男達が神輿を担ぎ、「チョーサジャ」「チョーサジャ」と掛け声を上げながら町中を練り歩く。「チョーサジャ」は「長者様じゃ」が転じたもので、「お金持ちになるように」との願いが込められているという。
 ボクは町中を走りまわって多くのだんじりと祭りの全容をカメラに収めた。
 11時30分、安場氏お薦めの市内の心鮮料理「万代」で昼食。内海物のメバルの煮つけやタチウオのムニエルなどのご馳走をいただく。 
 満腹になったところでいよいよ先山登山。 先山は淡路富士とも呼ばれ標高は448m。頂上には千光寺があり車でも行ける。麓の広場で柔軟体操後出発。自信のない者は車で頂上へ。 
 なだらかな山裾を過ぎるといよいよ急坂が続く。登山道はすべて地道で落ち葉でふかふかして気持ちが良いが、眺望は悪くわずか2ヶ所から洲本市が望めたに過ぎなかった。 
しかしこの山は沢山の椿が自生しており、メジロの囀りと椿の落花に心を奪われているうちに頂上の千光寺へ到着  
 
                  全員写真を撮る。
  登山後は今回の旅の最終目的地、淡路花さじきへ急ぐ。
 島の北部にある「淡路花さじき」 は元は牧場だったが、補助金を支払いきれなかった約15ヘクタールの牧場を県が買取りお花畑を作った。 
大阪湾と明石海峡が一望できる広大な傾斜地に、菜の花が大パノラマを展開し、爽快な気分にしてくれた。
かくして楽しかった2日間の旅は無事終了した。