第4回 小広TNから本宮
 2013.4.10(水) 小広TNー三越峠ー発心門 11km 5時間
  4.11(木) 発心門ー湯の峰ー本宮 12km 5時間
 両日とも絶好のウォーキング日和。同行者26名。搭乗員:福原氏。語り部:小松勇次郎氏
4月10日(水) 
 7:40 なんば発。11:05:中辺路道の駅到着、早い昼食を食べて前回の終着点小広TNから出発。
コース:小広→熊瀬川王子→岩上峠→蛇形地蔵→湯川王子→三越峠→船玉神社→猪鼻王子→発心門王子
今日の昼食  小広TNで出発前の準備体操(11:57) 
 小広王子跡で説明中の語り部小松氏 小広王子石碑(12.05) 
 熊瀬川に向け下り 熊瀬川 
 熊瀬川を渡る 熊瀬一族の村跡(12:13) 
わらじ峠へ向かう  子安地蔵 
熊瀬川王子跡(12:21)  
 山肌を覆う木の根 鹿の角で傷つけられた樹木。やがて木は枯れる 
一里塚   険しい木の根道が続く(熊瀬坂)
 草鞋峠(12:44):近露から歩きこの辺で草鞋を替えたという。この先の下りは女坂。 
女坂には古い石畳が残っている 
 岩神王子への古道は崩落の危険があるので現在通行禁止。したがって仲人茶屋跡、男坂を登って岩上王子跡へは行けず。岩上峠越えの迂回路を行く(13:10)
 杉に伐採が進み広葉樹の植林が進んでいる明るい山だ。ツツジが美しい 
 新緑が美しい  ミヤマキリシマ 
岩上峠越えもなかなか楽しい  タラの芽 
新緑が美しく桜も残っていた  岩上峠(14:09)。中央一番奥の山を越えてきた
下りの林間から  S24まで村があった所 

蛇形地蔵(15:06) 
湯川王子の道標  湯川 
湯川村の跡:凹みはもと便所(15:12)  
湯川王子(湯川家発祥の地)( 15.19)
三越峠へ  三越峠(15:50) 
 三越峠から西方を望む 三越峠関所跡 
三越峠説明   峠を下る
途中の滝  廃村
 廃村 大水害による土砂崩れ現場 
 水溜りのオタマジャクシ 土砂で埋まった水無川 
 もうすぐ赤木越え起点 赤木越え起点。明日はここから出発 
船玉神社(船の神様)( 17:05)
猪鼻王子跡へ  猪鼻王子跡 
猪鼻王子跡 (17:15)
発心門王子跡へ最後の急坂  発心門王子跡 
 発心門王子 
 体操(17:40) 川湯みどりや(18:04)
感想:今日は大きな峠三つを越えかなり疲れたが、変化に富む面白い山道で、新緑や路傍に咲く花、ウグイスやメジロの声をを楽しみながら気持ちのよいウォーキングだった。2年前の大水害の影響で岩上王子跡へ行けなかったのは残念だったが、迂回路も新緑、ツツジ、サクラなどの花が楽しめ、眺めがよく明るい道で結構楽しいコースだった。湯川家はじめ幾つかの廃村はすでに森の中に埋もれていたが、よくこんな山奥に住んでいたものと感心した。
4月11日(木)
早朝の旅館周辺の散策 
みどりや玄関前   上流の吊り橋
吊り橋上流  吊り橋より下流のみどりやを望む 
 吊り橋を渡った公園から 
吊り橋上流左岸の天然温泉  上流の流れ橋 
流れ橋の上から下流を望む   右岸から吊り橋、みどりやを望む
みどりや出発:7:50発。 バスにて発心門王子へ向かう。
 発心門王子
  発心門王子(8:22)  赤木越へ湯の峰温泉へ(8:42)
船玉神社へ奉納された伝馬船(8:50発)  急坂が続く赤木峠の古道 
急坂が続く赤木峠の古道  途中の少し平らな場所は昔の畑 
約40分登ると尾根道へ(9:32)  快適な尾根道歩きが続く 
満開のヤマモモ  尾根道からの眺望 
鍋割れ地蔵(9:54)  
快適な尾根道  眺望 
 道沿いに咲くツツジ 茶屋近くの地蔵 
柿原茶屋跡(10:24)  
 尾根伝いのなだらかな下り坂 湯の峰を指す道標 
道標から湯の峰方面を望む(10:53) 
 昔の村の石垣が残る杉林  湯の峰温泉街が見えてきた(11:22)
赤木越え降り口にある磨崖名号碑(伝一遍上人名号碑)
 湯の峰温泉:小栗判官湯治場・つぼ湯 
 90℃の源泉 源泉と湯筒地蔵尊
東光寺(11:30) 
駐車場(11:38) 昼弁当(12:05出発)
東光寺裏手より大日越え登り口(12:20)  湯峰王子社跡 
湯峰王子社跡(12:25)  
厳しい急坂が続く   鼻かけ地蔵(13:01)
 鼻かけ地蔵
 名も無き地蔵 月見丘神社(13:16) 
月見丘神社 
シャガの咲く古道  熊野本宮大社の森(左手手前の小山) 
大斎原(おおゆのはら)を望む   大日越え登山口(13:44)
 大斎原裏出口 音無川上流 
音無川下流   熊野本宮大社大斎原(14:00)
一遍上人神勅名号碑  大鳥居からの拝道 
 世界遺産の碑(14:07) 大鳥居 
 大鳥居説明 本宮へ向かう 
熊野本宮大社(14:17)  最後の階段 
熊野本宮大社( 14:30 )
感想:遂に熊野本宮大社まで歩いてやってきた。あまり感激はないが、振り返ると長い道程であった。中辺路に入ってからは道や宿の心配もなくただ付いて歩くだけで、気分的に非常に楽だった。自分で計画、手配し道を探して歩くのとは大違いだ。しかし写真を撮るのが目的なら、一人で歩かねばだめだ。歩くのが目的の団体では、納得の行く写真はなかなか撮れない。これは仕方ないことだ。
道中、逆行してくる人に出会ったのは5人もおられなかった。同じ方向だと、5分も違えばたった一人であるいている感じになる。もし山歩きで道に迷うと大変なことになると実感した。