大阪湾の五目釣り
2012.9.22
 今日は4時半出発で卓球仲間の坂口氏に大阪湾の五目釣りに連れて行ってもらった。
 6時に淡輪港を坂口氏のヨットで出航。7時ごろから小島沖で先ずは太刀魚を狙う。9時頃までに二人で1m級を2匹と80〜70cmの小型が2匹釣れたが、今ひとつ食いが悪いので、今度は胴つき仕掛けにアオケビで五目釣りに転じる。正午までに30〜20cm級の真鯛4匹、45cmのゲソ、25cmのマアジ、とガシラ1匹を釣る。
 天気は曇で風もなく海は穏やかで、絶好の釣日和だった。小島沖には遊漁船や小舟約60隻が集まり賑やかだったが、周囲の船もその割には釣れていない様子だった。
 昼頃、巡視艇が近づいてきて救命具を着用するよう忠告を受けた。朝のうちはしていたのだが、日中は熱いので
つい脱いでしまう。最近は結構うるさいらしい。釣り人の安全のための忠告だから素直に受ける。
 正午過ぎには納竿。
 淡輪ヨットハーバーに帰ってからすぐに船を陸揚げし、船底の掃除をする。明日は1日がかりで船底の塗装をされるらしい。ボクも山口で船を持っていたが、日頃の船の手入れは結構大変だ。
 帰宅後、鯛は塩焼きと刺身に、太刀魚は一部刺身とムニエルに、アジはナメロウに、ゲソは3枚におろしてフライにした。

 ちょっと辛いが、料理は釣り人自身がせねばならないというのがボクの主義だ。というより、せっかくの獲物をヘタに料理してほしくないというのが本音だ。
 ボクは釣ってきて作る人、家内は食べて飲む人。
 ビールを飲みながらいただくその美味さ。 これこそ釣りの人の至福の一時だ。

(注)ナメロウ:新鮮なアジの身を包丁で細かくたたき切リ、これに生姜、ネギを加え味噌で味付けする。熱いご飯で食べても上手いし、酒の肴に最高。